食物繊維が起こす第6の栄養素効果とは

筋肉トレーニングを行ったときは一秒でも早くタンパク質を吸収消化することが必要と言われており、その点に関して言えば食物繊維はNGとなります。
しかしながらトレーニング直後を除くタンパク質摂取タイミングでは、食物繊維の摂取は必須だと考えています。ここからは食物繊維の持つ自然のエネルギーについてまとめてみたいと思います。
食物繊維は善玉菌の応援隊
話題の腸内フローラなど、腸内環境が及ぼす影響に関して注目が大変集まっています。
食物繊維を摂取することによって腸内では一体どんなことが起こるのでしょうか。
まず起こることは、善玉菌が増加し、悪玉菌が減少するという事です。食物繊維は善玉菌の餌となることによって腸内環境を整え、悪玉菌の増殖を抑え体外に排出する効果があります。
健康な成人の腸内環境を調べると 善玉菌2割 悪玉菌1割 日和見菌7割 となっています。この日和見金とは、悪玉菌が優勢なら悪玉菌に加勢し、善玉菌が優勢なら善玉菌に加勢します。なんだか社会の縮図みたいですね。
正義は勝つ!状態にしなければいけない腸内環境ですが、大量に摂取が必要なプロテインは善玉菌と悪玉菌どちらを増やすかご存知でしょうか。タンパク質は悪玉菌を増やす のです。悪玉菌はアンモニア等の腐敗物質を産み出し体内バランスを乱します。悪玉菌の増殖は体臭にも影響します。
食物繊維は大腸がんやコレステロール値を抑える
食物繊維は腸で吸収消化されません。なので昔は不必要なものと考えられていました。ですが現在では食物繊維が体外に排出される際に腸内のコレステロールや不要物を一緒に排出することがわかっています。これによってコレステロール値を適正に保つ効果が期待出来ます。
また、善玉菌を増やし悪玉菌を減らす効果により、腸内環境を整え大腸がんのリスクも下げると言われています。
日本人は食物繊維不足
日本人の食物繊維摂取目安は成人男性で一日20g以上、成人女性で一日18g以上が理想と言われています。この目標値は達成できておらず、2013年の調査では一日14.2gしか摂取出来ていない現状がわかりました。食物繊維を適正量摂取している人と不足している人では12時間も便が長く体内に留まる研究結果もあります。貴方は便を長く体内に留めたいでしょうか?発がん性物質の胆汁酸を体内に長く留めたいでしょうか?
人間が野菜をとる理由はビタミンだけではないのです。
それでも食物繊維の取りすぎは危険
多すぎる食物繊維の摂取は栄養素の吸収を妨げます。しかし適量の食物繊維はプロテインのタイムリリース効果も産み出します。食物繊維の効果によってゆっくりと消化吸収されるので確実に体内により長い時間栄養を取り込むことが出来ます。食物繊維摂取目安を守った食生活を心がける事が重要です。

ISUPREMEプロテインアイスには置き換えダイエットとしても活用出来るように1カップあたり成人女性の一日目安量18gの3分の1、約6gの食物繊維が含まれています。
多すぎず、少なすぎず。
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