日本人は食の工業化によって、たんぱく質摂取量が減っているという衝撃の事実。
最近になってプロテインがブームになっています。コンビニにも多くのプロテイン含有をアピールしたドリンクや栄養ゼリー、スイーツが並びます。その中でも森永製菓さんのプロテインinバーシリーズやinゼリーシリーズは大きな販売スペースも占めており、皆様の認知度も非常に高いと思います。いきなりステーキの流行はとどまるところを知らず、2018年7月末時点で全国280店舗を超える一大チェーン店となっています。更には一人焼肉もブームとなっており、牛角の創業者がスタートして「焼肉ライク」も話題となっています。
そんな豊かになっている日本で、プロテインの摂取量が減っているとは信じがたいですがこれは事実です。
なんと、その水準は1950年にタイムスリップレベル。ピークでは平均1日80G以上のプロテインを摂取していたにも関わらず、近年は70G以下となっています。
原因は安価で美味しく感じる高カロリー食の蔓延と、過酷なダイエットの2極化が進んだから。
プロテインは砂糖や安価な脂質に比べてカロリー換算にすると高価であり、風味も劣る為、営利優先の大企業は高プロテイン食ではなく高糖質高脂質食品を多く世の中に販売しました。高炭水化物のオンパレードです。
さらにダイエット業界にも原因があります。本来必須栄養素であるはずのタンパク質すら摂取しない極端なカロリー制限を行うダイエット食品が多く販売されました。
当然プロテインを含めずに驚くほど低カロリー(それは必要な栄養素も含まれていないという事!!)で合成されたビタミン類を添加するほうが安価に作成できます。
プロテインが欠乏しリバウンドしやすくメリハリの無い身体づくりが蔓延しました。
食品業界では年間約2800億円が広告費として使用されています。
2017年度の食品業界の広告費はファッション業界約900億円の3倍。
しかもこれは外食・サービス業界の約1300億円を抜かした金額です。
2017年度業界別広告費ランキング1位【IT業界】 ランキング2位【化粧品業界】 ランキング3位【食品業界】となっています。つまり私たちが普段食べている食事は 健康的で身体に良くそして環境にも優しいから ではなく、テレビや雑誌でみたからなんとなく食べているという事がわかります。
SNSの登場で栄養管理の常識が大きく進化した
いま、私たちは正しい情報をインターネットから誰もが入手できる時代です。
インターネットの情報が、食品業界が流行させたいと考えるミクロ管理法ではなく、流行させたくない(儲かりづらい)マクロ管理法の有用性を広く伝えてきました。
自分が食べている成分は何なのか
自分が食べた物がどう身体に反映されるのか
人工・化学食品の危険性
を私たちは調べて判断することが出来るのです。
決して、 1950年に戻りましょう という話ではありません。
一緒に未来を創りましょう。
"自分の身体は自分で創る"
それがISUPREMEの誓いです。
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