スマホを操作しながら食事をしてしまった人はいませんか?テレビを見ながら食事してしまう人は? 同じ食事を取っていても、太りやすい食べ方があります。
ながら食べが太る理由
仕事や学校が終わったあとに1人で食べる夕食中に、スマホをいじりながら食べてしまったことがある人は多いと思います。
忙しいランチや朝食などもそうですね。よくドラマでお父さんが新聞読みながら朝食を食べているシーンがあると思います。
これらはすべてNG行為。太るだけではなく、栄養素を効率良く吸収することも妨げるのです。
姿勢が悪くなり消化吸収を妨げる
スマホをいじりながらだとつい猫背になってしまいます。
そうすると腸や胃が圧迫されたり、血流が悪くなります。
消化吸収が悪くなると食べ物の栄養を正しく吸収できなくなるだけはなく、身体に負荷をかけることになります。
咀嚼回数が減る
スマホの動画などについつい集中してしまって噛む回数が減り、飲み込むのが速くなってしまいます。
噛まずに食べると、食べる時間が短くなり、満腹中枢が働く前に必要な食事量が終了してしまい、もっと食べたい!と感じてしまいます。
ゆっくりとよく噛んで食べることは、胃に負担をかけないことと、時間をかけることがメリットです。時間をかけることによってスロースターターな満腹中枢さんの指令が届くまで待てるので、過食を防ぐことが出来ます。
ながら食べを防ぐ方法
1 友人と一緒にご飯を食べる
友人や家族と一緒に楽しく会話をしながら食事をすることは、ほかのながら食べとは全く異なります。料理の味などについて会話したり、お互いの近況をはなしたりする時間は、リラックス効果がうまれます。
2 食事に集中して食べる
テレビを見ながら食事をすると料理の味がわかりません。人間はマルチタスクが出来ると思いがちですが、ほとんどのケースでシングルタスクです。
同じタイミングでは一つのことしかできません。テレビに集中しているときに、同時進行で食べることに集中することは不可能です。
食事だけに集中して食べてみて下さい。料理や素材の味が良くわかると思います。
当然満足感も大きく変わってきます。
食べる時に流すと良い音楽
ポップミュージックなどの自分が好きな音楽を聴きながら食事することもメリットがあります。
一番のおススメはモーツァルトです。脳がリラックスし、より食事の満足感を得やすくなります。
ポイントはあまり音量を大きくしすぎないことです。心地よいな、と思う音量でBGMを流し、他の電子機器はすべて操作せずに食事することをお勧めします。
人間が生きていくうえで欠かすことのできない行為、食事。
人類の進化とともに、その食事方法は大きく変わっていきますが、リラックスを心がけて食事をするとより充実した生活を送れるでしょう。
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